中日対阪神戦でフェンス直撃の打球をアウトと判定する大誤審
中日対阪神の試合で、ライトフェンス直撃の打球なのにライトの平田が捕球したと勘違いしてアウトの判定。
ものすごい勢いでベンチを飛び出した和田監督が遅延行為で退場。監督になってからは初。
阪神の和田監督が23日の中日戦の3回、2死一、二塁でのマートンの右飛をめぐって審判への抗議が5分を超えたため、遅延行為によって退場処分となった。監督就任後は初の退場。
マートンの打球は、フェンスに当たってから右翼手の平田が捕球したとして、和田監督が抗議した。退場後も黒田ヘッドコーチらが引き下がらず、試合は16分間中断した。
和田監督が退場 マートンの飛球めぐり5分超える抗議 自身3度目 ― スポニチ Sponichi Annex 野球
この後試合は大荒れ。阪神ナインがベンチからロッカールームへ引き上げ始めたが、ヘッドコーチが何とか呼び戻し結果的に16分の中断の後試合再開。誤審は本当に後味が悪くなるよね・・・。
バレーボールではチャレンジ制と言って、審判のジャッジに対して不服の場合意義を申し立てることが出来ます。その際はビデオ判定に持ち込まれ、1セットに2回まで可能。ジャッジが覆ったらチャレンジ成功となり、アウトだった判定がポイントが入ることもある。
バレーボールの場合は「入った」「入らない」の二元論で済むから単純だけど、野球は複雑なので適用どころが悩ましいです。ストライクとボールの判定に対するチャレンジは出来ないでしょうが、ホームランの判定だけでなく公正な試合を実現するためにも、少しづつ適用範囲を広げていってもらいたいものです。メジャーリーグでもその傾向が顕著ですからね。
米大リーグ30球団の代表者による会議が15日、ニューヨーク州のクーパーズタウンで行われ、現在は本塁打に限定されているビデオ判定の適用範囲が来季から拡大される見通しとなった。11月に行われる各球団のオーナーによる投票と、選手会と審判団の合意によって正式に決定する。AP通信が報じた。
新たに採用されるのは米プロフットボール(NFL)で「チャレンジ」と呼ばれる方式を参考にしたもの。AP通信によると、監督には試合開始から六回までに1度、七回から試合終了までに2度、判定に異議を申し立てる権利が与えられる。対象となったプレーについては、ニューヨークで大リーグ機構の担当者が映像を確認し、最終的な判定を下す。
【MLB】来季からビデオ判定拡大へ、NFLのチャレンジ制参考 - MSN産経ニュース