巨人の澤村投手は抑えが最も向いています
御意見番にド素人が楯突くけど、これは結果論でしかないよ。
どう考えても、澤村投手は抑え(セットアッパー)向きです。彼が抑えに向いている理由は大きく分けてこの3つ。
- 真っ直ぐに力があって、空振りが取れる
- スプリットというウイニングショットがある
- 長いイニングを投げると突然制球を乱して崩れる。
クローザーに求められることは、三振が取れるかどうか。しかも、空振りで三振が取れなければなりません。9回で見逃し三振で帰ってくる打者はそうそういません。なんとかしてやろうと牙を剥いてくるわけですから。
空振りで三振が取れるために必要なのは、ウイニングショットです。ウイニングショットとは空振りが取れる変化球のこと。澤村投手ならスプリットです。澤村投手のスプリットが良いところに決まれば、そうそう打てません。
また、澤村投手の良い所はど真ん中に真っ直ぐを投げてもファウルになる所。球威で押し込めます。ツーノーという99%真っ直ぐを投げるしか無い状況でも、その真っ直ぐを仕留められて長打になったシーンはまず無い。新井さんに打たれたのは抜けたスライダー。菊池がストレートを完璧に運んだからカウントを整えるまで様子を見ながら組み立てようと「慎重に入った」のが裏目に出てしまった。そーゆー時もあるよ。
澤村投手が失投で抑えに向いていないなら、失投で被本塁打を量産している今シーズンの山崎康晃投手も全く抑えに向いていないことになりますよねぇ... 澤村投手はストレートで押し込んでカウントを取れるけど、山崎投手は伝家の宝刀(亜大ツーシーム)に頼りすぎている感が強いです。真っ直ぐで差し込めるから三振が取れるので、見直すとしたらそこじゃないかな。