いつ野球見るの?今でしょ?!

主にセリーグを中心とした、プロ野球観戦日誌です。メジャーもあるよ。

混セのこれからを占ってみる

全然更新できる余裕が無かった・・・ 野球もこれからが佳境に入りますが、僕の仕事もこれからが佳境です、と。

気がついたらセリーグは4チームがだいたい5ゲームの中にひしめく混戦模様。今のところ小康状態を保ってはおりますが、どれかのチームが5連敗でもしようものなら一気にパワーバランスが崩れてしまいます。

巨人の展望

西村健太朗投手が心の問題を解決して1軍に復帰しました。スコット鉄太朗の3枚が8月以降に仕事をするとなると本当に穴が無くなってしまう。現在は4番が固定できないという問題があるけれども、総失点数が364とセリーグで最も少ない。実は盗塁数も一番多い。なんか知らないけど気がついたらリードを守りきって勝ちを積み重ねています。

打線は最後までバタつくと僕は見ていますので、マシソン・山口鉄也西村健太朗の3枚がキーポイント。この勝利の方程式が成立するかどうか。この3枚をどっかで打たないと、他チームは巨人を3タテすることが困難でしょう。

阪神の展望

岩田が先発復帰し榎田が中継ぎに回って活躍してくれているのがとても大きい。福原安藤の2枚だけでは心許ない。今に始まったことじゃないのだけれども。投手陣に関しては藤浪・メッセ・岩田でどれだけ稼げるかどうかだと思う。

上本→大和→鳥谷→ゴメス→マートンのこの打線はかなり脅威。特に1番の上本が4割近い出塁率。鳥谷に至っては4割を超えている。ゴメスは三振がとっても多いけど、その後ろに三振がとっても少ないマートンが控えている。非常にバランスの良い打線。

やっぱりキーとなるのは中継ぎ陣。安藤・福原・加藤・榎田あたり。この投手陣のホールド数が浮沈のカギを握るような気がする。

広島の展望

このチームは打線がポイント。投手陣よりも。一岡→ミコライオの流れは鉄板でしょうし、なんだかんだで実績のある先発がいます。十分に試合を作れるようになっています。九里がちょっと心配だけど、福井がなんとかするからへーきへーき。

今シーズンは中田廉投手がオリックスの比嘉投手的な役割を担ってはいるものの、この投手にはウイニングショットがない。ストレートのキレで勝負するタイプなので、相手が打ち損じてくれない・力負けしないようになると長打を浴びてしまう。シュートかフォークが欲しい所です。それがないと一皮剥けない。

ポイントは5番を打つ打者のパフォーマンス。エルドレッドの後を打つ打者がとにかく重要。キクマルでチャンスメイクをするけれど4,5番でチャンスを潰し流れを悪くして先発が打たれてジリ貧で負けて上に行けない。マリナーズみたいだ。 見た目は接戦だけどね・・・。

エルドレッドはすごく良い時と、クソすぎる時の落差が激しい。調子を落とせば落とすほど落差が激しくなる。そんな4番をサポートするのは5番の仕事で、最近はキラが打っていることが多い。が、今年は非常に三振が多い。ゾーンを狭く意識したらええんちゃうかなぁ。昨年は非常に選球眼が良かったのだけれど・・・。松山竜平選手の怪我が本当に痛い。

エルドレッドのムラッ気は治らないでしょうから、5番を打つ打者がどれだけ打点を稼げるか。これがキーポイント。

中日の展望

ルナがいないので打ち勝つのは期待できないから、投手有利なナゴドで如何に勝つかに尽きると思います。打つ方はいかにヒット無しで点を取れるかという、スモールベースボールの徹底。大島洋平という屈指の安打製造機が如何に得点するか。投げる方は長打の少ないナゴドでビックイニングにされないように先発が頑張るか。中日に限っては先発陣が不安定なので大掛かりな連勝はないでしょうから、1-0とか3-1とか2-1とかのロースコアゲームに持ち込む展開を、谷繁兼任監督のリードと采配で作れるかどうか。

個人的には広島推しだけど、混戦模様のセリーグで誰が巨人を追撃するのか。楽しみにしています。