前 田 健 太 VS 大 谷 翔 平
この試合で一番見ていて気持ちが良かった、2人のマッチアップ。
マエケンの持ち球は、ストレート・カーブ・スライダー・チェンジアップ・ツーシームの5種。これら全てのボールを投げてこんできてました。インハイのストレートを投げて、外のゆるいカーブで見逃し三振を取ったり、明らかにギアの入れ方の違うインスラを投げたりと、素人目には「随分マジに投げてるな」と感じられるぐらいでした。
しかし、これはマエケンなりのエールなのではないかと感じます。
というのも、マエケンが著書「エースの覚悟」の189pでダルビッシュ投手が自分の打席に持てる球種を全部投げてきたことにびっくりしたが、それは自分の持ち球を全部投げることで何かを感じ取ってさらなる飛躍を遂げて欲しい、セ・リーグを背負う投手になってほしいというエールが込められていた、という記述がありました。
それを次の世代にバトンを渡していく、ということなんでしょう。
なので、大谷はんはまず明日マエケンに挨拶にいかんとあかんで〜。
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交流戦が終わると4日ぐらい空きの日程があります。そこで投手・大谷としての調整の時間をとることでしょう。前回の投球内容からの成長を楽しみにしています!