原辰徳監督、今シーズン限りで勇退。 - いつ野球見るの？今でしょ？！

ついに原政権が終わるんですか。通算12年で7度のリーグ優勝、3度の日本一。7度のリーグ優勝がすごいですよ。東京ヤクルトスワローズの球史と同じ数だけペナントを制しているってどーゆーこと！これだけの勝率を誇った監督はそうそうおりません。大変お疲れさまでした。

本塁打の出やすいとされる東京ドームを本拠地にして、投手力で勝ち抜いてきたのが原ジャイアンツの野球だったように思います。

今年の巨人軍はBクラスに沈む。そう思ってました。内海が離脱して、マイコラス・ポレダ・高木勇人の新戦力３枚で先発ローテを回すなんてギャンブルでしかない、出来るわけねーだろって思ってました。でも、この３人で回しきった。これが今季の原巨人がAクラスに入った最大の要因だと見ています。

ここ5年ぐらい、勝利の方程式がほとんど崩壊していない。中継ぎ陣って結構壊れやすいんですよ。今季の広島とオリックスを見ればよ〜くお分かりになるでしょう。ガラスのように脆いセットアッパー陣をちゃんと整備して、当たり前のようにシーズンを戦えるのは、凄いことなんです。

原ジャイアンツの野球は自慢の投手陣でロースコアの試合展開にもちこみ、終盤で１点を確実にもぎ取る粘り腰を見せ、優位に立ったら逃げ切る。そんな野球だった気がします。

投手陣は内海・大竹のどっちが頑張らないと。高木勇人投手も来季は当然10勝を期待されます。彼はカットボールが良いので、チェンジアップかスライダーの精度を上げると良い気がする。決め球が１つだけでは、10勝は厳しい。投手陣はそこまで不安視はない。

問題は打線。クリーンアップが全くと言っていいほど機能しなかった今年の巨人打線。阿部、坂本、長野、亀井、大田とコロコロ変わった。唯一の希望が立岡の覚醒と言っていいでしょう。

特に重症だったのが、長野選手。９月以降は堂林でもそこまで振らないぞというぐらい見事なまでに外のスライダーを底なしに振り続けて引っ掛けた。高めが好きで外のボールに強いのが長所だったのに、苦手な低めの変化球を打ちに行くから、ますますそういう配球をされる。悪循環でした。反省すべきであります。

来季以降の打線をどう組むか、非常に悩みます。今夜の打線はこうでした。

どうしましょうか・・・困ったのが２番と４番です。

今シーズンは片岡を２番に起用しましたけど、微妙。盗塁術は素晴らしいのでしょうが、打席では結構アバウトな印象を受ける。バットコントロールは普通。選球眼も普通。バットが下から出てくるから変化球をぽｐすることが多い等、２番には不向き。井端が10歳若ければ....

いっその事、立岡を２番に下げたらどうでしょう。打たせてもゲッツーになる可能性は低いでしょうし、無死１塁はバントだとしてもそれ以外は積極的に打たせるとメリハリを付けて起用する。立岡選手は２番で生きる気がするし、出来ればセカンドにしたいんだけど事情が許さないかな。

阿部慎之助を５番に下げます。４番は大砲じゃないと。エルドレッドのように。５番に阿部慎之助がいれば、４番と勝負せざるを得ないでしょう。また、４番がコケても５番が阿部なら怖い。４番には扇風機上等の新外国人ですかね。

村田もねぇ...根が真面目なんだろう。開き直るというシーンを見たことがない。なので代打にも使いにくい。辛抱して使うしか無いというなんとも悩ましい選手です。使うならずっと使う、使わないなら代打のみ。割り切りが重要になりそう。

とりあえず、並べてみました。

現状、片岡しか１番はおらんかもね。片岡には制約を与えないほうが良い気がします。立岡は２番で起用したい。ヤクルトスタイルで送りバントを捨てるなら、２番亀井もあり。２番亀井だと自動的に１番立岡となりますので、片岡どうするの問題が再燃するんだけど。

積年の課題だけど、守備力に長けたセカンドおらんねん。どうしよ。片岡の奮起に期待するしか無いという現状。立岡をセカンドに回すと、センターがおらん。センターラインの整備に不安が残る。

３番は坂本、５番は阿部。４番はエルドレッドのような大砲を担う新外国人。6と7は、村田・長野・大田・岡本の競争でええやろ。捕手は我慢しないと育たないから、小林を使い続けるしか無いンゴ。日ハムの大野がFAしたら絶対取るだろうけど。

ポイントは「５番阿部」「２番立岡 or 亀井」です。あとは好み！