涌井秀章さんの不振の理由を考える
今日の登板がラストチャンスだったのに、見事なまでに不信で応えてしまった・・・。
こういう技巧派のエースは好きだから辛いなぁ。
涌井投手の特徴は菅野智之によく似ている。どの球種でもストライクが取れるし、好調時にはフォークやスライダーで三振をとれる。ただ、ウイニングショットがあるようでないからストレートがある程度キレてないと見られることが多くなり球数が増えてしまうという欠点はあるが、ストライク先行ならこれほど先発向きの投手もいないなぁと思っていた。
僕なりのワクワクさんの今日の投球で気になるのが、左肩の開きが早く見える点。言わずと知れたあの独特の左手を巻き取って左足を踏み出すと同時に腕が浮き出てくるあの感覚が、なんか違う。所詮素人だからフィーリングでしか言えないけど、軸足の蹴りが弱いのではないか。体がそのまま前に流れてしまってるような感じなのが気になる。体が屈んでみえるわりに投げ終わると背筋がピンと伸びるんだな面白い動きだなって思ってたのに、そのへんが弱い。
西武の浮沈の鍵はどう考えても先発陣のパフォーマンス。打つ方はカープ級の大砲不足なので、どれだけ先発陣が頼れるのか・・・。涌井はん!復活を待ってるでぇ。
埼玉西武は27日、県営大宮球場で東北楽天に1対10で大敗した。5月19日以来の先発登板を果たした涌井が期待を大きく裏切り、3回途中で5失点降板。試合後、渡辺監督は「1回ファームに行かせる。2軍でしっかりやり直し」と、怒りを押し殺したような表情で、涌井の2軍行きを話した。
以下は試合後の渡辺監督のコメント。
■「シーズンを通しては必要な戦力だから」
――涌井の出来は?
「ピッチングになっていないよね」
――十分な調整期間があった。
「ある意味、結果だし。現状では一番作ってはいけない展開を作った。1回ファームに行かせる。下で状態のいい先発ピッチャーを涌井のところで行かせると思う」
――今日の出来では、もう1回見てということはない?
「ないね」
――足りない点は?
「コントロールが悪すぎる。全部シュート回転している。銀(炭谷)に聞いたらブルペンではそうじゃないみたいだけど、ゲームではそういう状態がずっと続いている。2軍でしっかりやり直し。シーズンを通しては必要な戦力だから。今のまま投げさせても変わらない」
「2軍でやり直し」ナベQ怒りの通告、涌井3回5失点KO (スポーツナビ) - Yahoo!ニュース