ドラ1原樹里投手、プロ初登板は6回1失点のQS達成
いや〜多彩なボールを持っている投手ですねぇ。驚きました。
球種はストレート・ツーシーム(シュート)・カットボール・スライダー・フォーク・カーブの6つがあり、スライダーは横に逃げるしカットボールは縦スラのよう。高木勇人のカットボールに近い印象を受けました。売りである制球力の高さも披露してくれました。ほとんど真ん中に行きませんでした。
クルーズにタイムリーを打たれてしまいましたが、ツーシームが甘く入ってしまっただけで大怪我をしたわけじゃない。ストレートも140km台後半が出ますので、ストレートとフォークのコンビネーションも使える。初回に長野を三振にとったような組み立ても出来ます。以下のような組み立てです。
シュートがあるので左右を広く使うことが出来るのでツーシームとカットボールで打ち取る組み立ても出来ますが、強いて言えばシュートの精度が今一つのようでした。スライダーとカットボールも勝負球で使えていたので、完成形は菅野智之投手や前田健太投手でしょう。中村捕手も色んな球種を試しながら、様々なボールを勝負球で使っていました。手応えあり、そんな所じゃないでしょうか。
あとは個々のボールの精度を上げていくこと。菅野智之投手のように、カウントを整える技術を少しずつ学ぶことでしょう。元々制球力が高いので「勝てる先発」になれます。
とても楽しみな投手です。ナイスピッチングでした!