ブランコをどうやって抑えていくのか
絶好調のトニ・ブランコ。
膝の使い方が硬いので、変化球についていけるようなバッターではないことは明らか。縦の揺さぶりに弱いので、膝ぐらいの高さに決まればゴロになる確率が高いので打ち取れるバッターではある。テイクバックの時に左足が右足の前にクロスして出てくるので、外のボールが好きなんだなという雰囲気が見え隠れ。
ヤクルトも阪神もなんだけど、ブランコを抑えるためにインハイの真っ直ぐを必ずといっていいほどついてくる。ブランコのヒットゾーンである外目のベルト付近の高さを踏み込んで打たれたくないので、インコースを付いて牽制してくる。ブランコのバットの軌道的に、インコースなら良いコース行けばどの高さになげてもつまるだろうなぁ・・・。下から回すように出てくるから。
エルドレッドに対しても似たような攻めをするよねぇ。タイプ的には似ているのかな。でも、ブランコほどエルドレッドは勝負強くないよね。フリースインガーだからなのかなぁ、エルニキ。
でも、膝の使い方は柔らかいほうが絶対にいいと思うんだ。右打者の場合は、特に右膝。インパクトの瞬間に右足を浮かせて左膝に体重が乗っている。このミゲル・カブレラのホームランが理想的な打ち方なんだろうなー
2012/04/22 追記
谷繁も各球団と同じようにインハイを責めておかないということで、結構な確率でインコースを要求していたのですがことごとく真ん中に入ってしまい、中日戦で3試合連続のホームランを打たれてしまいました。流し打ちとか右打ちとか死んでも出来ないバッターだから緩急で揺さぶればまず引っ掛けそうなもんだけど、難しいね。