いつ野球見るの?今でしょ?!

主にセリーグを中心とした、プロ野球観戦日誌です。メジャーもあるよ。

常にバレンティンと勝負しろというのは酷ですよ

バレンティンに四球を出しすぎこのチキンが問題を考える格好の局面がありました。

本日のヤクルト対横浜。8回裏2死ランナー無しでバレンティンを迎えた。投手は左の大原。

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ここで横浜ベンチは敬遠を指示します。僕はこの采配は「残念ながら当然」だと思います。

  • バレンティンは対左投手に強い。
  • 次のユウイチは左。一発を浴びる可能性も低い。投手も左の大原。
  • 初回ならまだしても終盤の8回。1点リードされたら敗色濃厚。

こんだけマイナス要件が重なったらしょうがないね。次の打者一発がない上に左打者ってのが、左の大原を送り込んでるから余計敬遠しやすくなった。抑えることが出来る確率より打たれる確率のほうが大きく、歩かしても間に合うなら歩かせるでしょう・・・。

これが9回裏2死1,2塁だったらさすがに勝負でしょう。8回裏2死1塁だとまず敬遠。2死1,2塁かもしくは1,3塁なら、ソーサを送り込んで勝負に出るか敬遠か、五分五分。

この敬遠について勝負しないからあーだこーだっていう人もいるでしょうけど、あの状況下では11球団のうち10球団ぐらいは勝負を避けると思いますよ。特に救援陣に不安のある横浜ベイスターズですから、バカ正直にバレに立ち向かうことも出来ない。

あの局面で普通に勝負するのは、メイショウノムケン率いるカープぐらいなもんです。

追記 2013/09/02 12:52

デイリーが記事を出していた。気持ちはわかるけど、出来ないもんは出来へん。

驚異的ペースでアーチを量産し、シーズン最多55本塁打まであと3本に迫っているヤクルト・バレンティンが、連夜の足踏みを余儀なくされた。内外角に厳しく攻められ1打数無安打、2四球。八回には無死走者なしから敬遠気味のストレートの四球。夏休み最後の神宮は大ブーイングに包まれた。

これで直近の3カード計9試合で四球は計15個。大台到達へ避けて通れないと覚悟しているものの、もどかしい気持ちを抑えながら、バレ砲は「ゲームの一部。良い球、打てる球が来なければどうしようもない」と話すしかなかった。

バレ勝負避けられ…神宮に大ブーイング/野球/デイリースポーツ online

だって8月の月間打率が余裕で4割超え、安打数の半分近くがホームランの打者だぞ・・・。いや、もちろん日本新の56本見たいし54本になったらバレンティンを見に球場行くけど、変態的なパフォーマンスだもん。巨人の山口ですら勝負は避けるんじゃないかな。