いつ野球見るの?今でしょ?!

主にセリーグを中心とした、プロ野球観戦日誌です。メジャーもあるよ。

2015年7月1日現在、セ・リーグのペナントレースのラウンドアップ

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交流戦による「セ界恐慌」の結果、とんでもない混戦になったセ・リーグです。混戦になった一番の原因は、首位に立ったチームが順調に貯金を溶かしたからですね。ヤクルトは10連敗、横浜は12連敗。巨人も大きな連敗は無いものの、借金生活。

首位に立ったチームがズブズブになった結果、全てのチームスタッツ(得点/失点/HR/盗塁/打率/防御率)で最下位の阪神タイガースが首位に立つというスパイシーなペナントレースになっています。

僕の本命はヤクルト

今年のペナントレースの本命は、僕はヤクルトだと見ています。雄平選手の不振、バレンティンやミレッジの怪我などで、セ界の火薬庫と恐れられた打線が小さくまとまってしまっていますが、クローザーが素晴らしい。バーネット投手が恐ろしいぐらいのパフォーマンスですし、オンドルセク投手も無難にホールドを積み重ねています。

逆転することがお家芸のヤクルトでしたが、逆転したのに再逆転されて無事死亡する試合が昨年特に目立ちました。が、これだけ後ろがしっかりしていれば、ただでさえ逆境に強いヤクルト打線。眠れる獅子・雄平選手もいつかは目覚めるでしょう。

先発陣が不安なのはしょうがない所ですが、先発が多少打ち込まれても逆転すれば逃げ切れる形が取れるわけですから、僕は抜けだすとしたらヤクルトだと思います。先発がQSさえすれば。

広島は大瀬良投手がキーマン

広島の不振の最大の原因は、クローザー不在。ヒース投手を後ろに回したのが失敗し、押し出されるように中崎投手をクローザーにしたものの、安定感に欠けるところがあります。無理もないですね..接戦になればなるほど後ろを任された投手が(結果的に)試合の勝敗を左右します。キーマンは今シーズン限りで後ろに回った大瀬良大地投手! 彼が8回をズバッと抑えられるようになれば、9回は中崎投手に託せます。この形をどれだけ作れるのか。期待しましょう。

不気味な阪神

スタッツは全てにおいて最悪なのに、貯金が1個。これはもう和田監督の采配がズバ抜けている...というわけではなく、福原→オ・スンファンの2枚が大車輪の活躍をしているからです。負ける時は派手に燃えて負けるけど、勝つ時はキチっと逃げ切れる。特にクローザーまでつなげる福原投手の貢献度は凄まじい。年俸を倍にしないと(え オ・スンファン投手も真っ直ぐで空振りが取れるのがすごい。なかなか出来るものではない。

キーマンは、福原投手になるでしょう。彼が9月半ばでも、現在のパフォーマンスを保てるかどうか。もしくは、彼をサポートする中継ぎがもう1枚出てくるかどうか。

その他

僕は開幕から巨人はBクラスに沈むと予想しており、今でもそう思っています。今年はマシソン・山鉄・澤村の3本のどこかが何かしら打たれていますし、打線が湿りがちで防御率トップの菅野投手の貯金が有りません。打線がいきなり復活することはまずないので、先発頼みの状況は続いていますが、阿部選手はファースト固定になりました。阿部捕手とそうでない捕手の失点状況を見ると、やはり阿部捕手には敵わないでしょう。今年の巨人はマイナス材料が多すぎるので、ついにAHRA体制の終わりが見え始めています。

中日は下馬評通りですよね。野手・投手共に全てにおいて他チームに比べると一回り小さい。大きな差ではないけれど、じわじわと負けが先行している。大正義・又吉投手も今年は少し精彩を欠くシーンが見られます。1勝2敗ペースを繰り返していくのではないでしょうか。

混戦最高ヤ!

どうなるんでしょう、今年のペナント。楽しみですね〜。