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2014年交流戦目前 福岡ソフトバンクホークスレビュー

大正義(イデホ、スタン、サファテ、ウルフ、中田、鶴岡、寺原の獲得)の補強を敢行したソフトバンクホークスのここまでのレビューです。

ネガティブ要素

  • 攝津投手の不調
  • 寺原投手の怪我

ポジティブ要素

  • 中田賢一投手の活躍
  • 内川→長谷川→松田→柳田の最強国産打線
  • 帆足投手復活
  • サファテ・岡島両投手の躍進

オープン戦当初から殆ど固定スタメンで戦うことができているほぼ唯一のチームです。本多→今宮→内川→イデホ→長谷川→松田→柳田→細川(鶴岡)→中村の9名で固定しており、細川と鶴岡を入れ替えたり、今宮と中村の打順が入れ替わるぐらい。「この打線以外に組みようがない」という驚異的な打線となっています。イデホ選手が今ひとつではありますが、怪我でもない限りこのスタメンで144試合を回すことになるでしょう。マッチとギータ推しなので、頑張って!

打撃陣はイデホしか外国人選手がいない充実っぷり(理想的だね)なので、ひたすら外国人枠を投手に振り当てているのですが、頼みの綱である攝津投手が右肩違和感で登録抹消されてしまいました。中田賢一投手が開幕から連勝を重ねたとはいえ、1年間ローテを守ってくれる攝津投手の復活がいつになるのか、非常に気がかりです。中田頼みでは・・・ちょっと心許ない。

開幕当初は「攝津→中田→ウルフ→寺原→スタンリッジ→東浜」という6枚構想でしたが、東浜がノーチャンスとなりあっさり崩れて中5日で回すようになり、そこから攝津と寺原が離脱したため、3枚しか先発投手がいなくなってしまいました。東浜・帆足・山田・岩崎・森あたりをやりくりして、奇しくも日ハムの先発8枚ローテ構想で今後は戦っていくのではないでしょうか。

打線は大正義にも程があり、勝ちパターンの中継ぎ陣(サファテ・岡島・五十嵐・森福)は非常に良い働きをしてくれているので、1にも2にも先発投手がQS達成してくれるかどうか、ゲームを作ってくれるのかどうかが焦点となっています。強力打線とは言え調子の善し悪しは当然あるでしょうし仕掛ける所は仕掛けていかないとリズムも出てこないでしょうから、比較的大人しい秋山幸二監督の攻撃オプションを増やして少しでも先発を楽にしてあげる努力が求められると考えます。

浮沈の鍵は東浜・岩崎・帆足の裏ローテを回す選手のパフォーマンスに掛かっています。チャンスと捉えて頑張って欲しいですね!