いつ野球見るの?今でしょ?!

主にセリーグを中心とした、プロ野球観戦日誌です。メジャーもあるよ。

2014.03.08 藤浪晋太郎 対 大谷翔平

大谷翔平化け物すぎですよ。

藤浪晋太郎投手はクロスステップ(左足が三塁側方向にちょっとでる)のを矯正してきたのかとおもいきや、そうでもなかった。昨年までの藤浪投手と別段フォームは変わっていないように思います。どうも、右投手というのは左打者のアウトローに真っ直ぐが制球できるかどうかが最も難しいみたいで、今日の藤浪もそこにボールを投げようとして抜けてしまったりと大変でした。

左打者の真ん中外よりの高さの真っ直ぐは三遊間に打ち返すには最適なコースになりやすく、それで連打を浴びてしまったのが恐らく最大の反省材料かと思います。

今日はクイックや牽制の調整をしている感はあったのですが、日ハム打線に面白いように盗塁を許し、最後は調子に乗り気味の西川を2-2からウエストしてまで刺しに行ってジャストで間に合うという茶番を演じてしまった。捕手が取りにくいボールが行ったり、緩いボールで走られたりと不運はあるにせよ、ランナーが出てからの制球や組み立てを「バッテリー」で見直して頂ければと感じます。

で、大谷翔平ですよ。モノが違うわ。ダルビッシュ超えるかもしれない。なぜ大谷は分身出来ないのか・・・ってホントに思う。大谷Aに投手をやらせよう。大谷Bに打者をやらせよう!

今日の登板はフォーム調整と実戦ならではのクイックやランナーが出た時の球の走り等をチェックしつつ余裕を持って投げていた感がある。クイックで投げるとシュート回転して真っ直ぐがど真ん中に何度かいったのが反省材料か。

今年の大谷はルーキーイヤーとは違って、ワインドアップをやめてテイクバックを小さめにとっている。ルーキーの時はぐわっと腕を伸ばしていたが、右肘をたたんで肘と腕が90度になって、そこから左手の巻取り(リーディングアームっていうやつ?)を意識した投球フォームに変えてきた。右肩に負担をかけないようにしてきたのかな。

末恐ろしいのは、昨年のフォームのほうがクイックなのに伸びが増しているように感じたこと。鳥谷に投げた156kmのメイチのストレートなんて田中将大級でオシッコちびりそう。ストレートの(カウント球と勝負球)投げ分け、カーブの(緩いやつとちょい早めのがある)投げ分け等をうまく利用しながら、自分でカウントを作る・整えることをテーマに投げている段階で高卒2年目のレベルはとうに超えている。真っ直ぐ、スライダー、あともう1種。チェンジアップかフォークか。三振をとれる球種がもう1個増えたら二桁勝利必至のピッチャーになること間違いない。

大谷の投手としてのロールモデルジャスティン・バーランダーかな。大谷くん!怪我なく頑張ってくれ!期待してるで!