打者を詰まらすボールがない斎藤佑樹投手の明日はどっちだ

関節唇損傷からカムバックして来た斎藤佑樹投手が、本日巨人とのオープン戦で先発として登板しました。GAORAでチェックしておりました。

低めの真っ直ぐと外のスライダーだけでアヘアへしてたらしっかり狙われて４回を投げて３失点という面白くもなんともない内容で、取得中と噂されているシュートやツーシーム系のボールを右打者のインサイドに投げているシーンが、僕が見た限りでは１球も無かった。何のためのオープン戦での実戦登板だ。高めのボールゾーンにカット気味のボールを投げてポップフライを打たせるシーンが目立ったが、楽な方向に逃げているだけに見えました。

何度も申し上げますが、斎藤佑樹投手は技巧派の投手です。真っ直ぐで空振りが取れない投手だから技巧派にならざるを得ないんです。技巧派の投手は緩急と内外の出し入れができなければ抑え続けることは難しい。もっと言えばカモネギです。

それでもクレバーな投手なので５回３失点ぐらいでまとめることはできると思いますが、７回１失点までの投球を期待するとなると、右打者のインサイドにシュート系、左打者のインサイドにカットボールのどちらかを効果的に使えるようにならないと、疲れがたまってくる夏場以降に捕まってしまうシーンが多くなると考えます。

もっとワイルドになろうぜ！！！