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前田智、現役引退。江村将也には球界を代表する投手になって欲しい。

1つの時代が、また終わろうとしています。

広島・前田智徳外野手(42)が27日、広島市内のマツダスタジアムで会見を行い、今季限りでの現役引退を表明した。1990年に熊本工高からドラフト4位で広島入り。通算2186試合に出場し、2119安打、295本塁打、1112打点を記録した天才打者が24年間の現役生活にピリオドを打つ。

 前田智は会見で「やっと終わったかという感じ。重圧というか、そういうものから解放されてホッとしている」と心情を語った。

 24年目の今季も代打の切り札として圧倒的な存在感を誇示。持ち味の勝負強い打撃を見せていたが、4月23日ヤクルト戦(神宮)で投球を左手首に受け「左尺骨骨折」と診断。翌日に出場選手登録を抹消され、同25日に広島市内の病院で手術を受けた。復帰に向けてリハビリを重ねる間に、引退の意思を固めたと見られる。

 慰留に努めてきた松田元(はじめ)オーナーだったが、本人の意思は固く、今月20日に引退を了承した。

 今後は評論家として活動する予定。球団は来月3日の中日戦(マツダ)で引退試合を行う。

前田智が引退表明 広島一筋24年、現役生活にピリオド ― スポニチ Sponichi Annex 野球

引退試合及びホーム最終戦のチケットは、もうソールドアウトでした。今でもカープの公式サイトはつながらないままです。宮本慎也前田智徳の2人が揃う、10月5日のホーム最終戦かぁ。仕事投げてでも見たいなぁ。

今シーズンはヤクルトの江村投手に左手首に死球を食らってしまい、それが引退を誘発した一因ではないかと騒がれておりますが、決してそうではない。前田智徳選手だけでなく、江村将也投手に対しても失礼なこと。正直、いつ引退してもおかしくなかった前田智。選手としての旬はとっくに過ぎた。だからこそ、チームの勝利に貢献する為に自分の居場所を探し続ける、掴み続けようとする前田のストイックなプロフェッショナリズムに心打たれた方も、とても多いのではと思います。

スイングの美しさは言わずもがなですね。サッカーだと天才的な選手というのは、ボールを足元においた時の立ち姿が美しくて映えて見えるそうです。柿谷曜一朗選手を形容する時によく言われます。前田智徳のスイングは本当にバランスが良い。アウトローの真っ直ぐを引っ張ってライトに2塁打を打てるのは彼ぐらいではないかと。怪我さえなければ3,000本間違いなかったでしょう・・・。残念です。

また、西武ドームの交流戦の広島戦を見に行った知人曰く、前田は代打で登場して打撃練習で飛ばしたところとまったく同じ場所にタイムリーを放ったそうです。すごいことですね。

江村将也投手は、今以上の活躍をし続けるしかありません。心ある野球ファンは誰もが、江村将也の活躍を願っています。巨人の山口のような球界を代表するセットアッパーになって、前田智徳の名前を汚さないよう大成するというロマンティックでストイックな道を、是非とも歩んでもらいたい。ユニフォーム出たら買ってもいい。1軍のマウンドで、さらなる飛躍を遂げて下さい。お願い致します!!!!