2013年も西武の中継ぎが止まりそうもない件
ソフトバンクとのホームでの3連戦で、これは・・・。
日付 | スコア |
---|---|
8/13 | 5-9 |
8/14 | 3-11 |
8/15 | 4-13 |
3試合で33失点の大炎上・・・・。今年の西武は非常にソフトバンクを苦手にしており敵地では1勝しかできずホームでもこの体たらく。
2012年は牧田・岸・野上を中心にベテランの石井一と西口が随所にローテを守り、時々菊池雄星が投げるという先発ローテーションだった。ただ、相変わらず中継ぎがことごとく炎上して最下位に落ちながら、苦肉の策で涌井を後ろに持ってきたらこれがピタリとハマって逃げ切ることでチームの勝ちも増えてCSまでもつれたが、やっぱりソフトバンクにやられた。
今年は岸・野上・十亀・涌井・菊池あたりで戦うアタマだったと思う。実際5月頃は驚くほど先発が好投していてナベQすごいなって思ったけれど、覚醒じゃなくて確変だから長続きはしない、と・・・。
特に困ったのがクローザーのサファテまでつなげる投手がいないこと。ベイスターズと一緒で、8回を任せられる投手がいない。ウィリアムズ→サファテという方程式もなかなか描ききれず、JFKの一角を担ったジェフ・ウィリアムズにはまだまだなれないようだ。新人の増田投手もハートの強さは感じるけれど、他人の出したランナーを一掃して防御率詐欺を働く西武の中継ぎらしさを出し始めてしまい、朱に交われば赤くなってはいかんぞ!!
こういう投壊チームを立て直すとしたらどうしたらいいかって考えたけど、大正義讀賣巨人軍でも計算できる先発が4枚しかいない(内海・杉内・菅野・澤村)状況を鑑みると、「8回を任せることが出来るブルペンエース」を育成するのが最もいいのではと僕は思う。
ドラゴンズにおける浅尾、ジャイアンツにおける山口。昨年のファイターズにおける増井。こういう投手がいればここまで引っ張れば形になるんだからね。クローザーは涌井の例にもあるように意外と替えがきくというか、外人に任せても大丈夫なポジション。でも、ブルペンエースはそうはいかない。
個人的にブルペンエースの絶対的な条件は、絶対的な変化球を1個持っていることです。これがない投手はどうしても行き詰まります。