早々に補強に動くシアトルマリナーズ@2017シーズン
ディポットGMは動きが早いですね。JackZに比べたら全てが好手に見えるので楽しみです。
早速blockbusterなニュースが飛び込んできました。
キングの後継者と言われていた右腕のTajuan Walkerと、今年からショートに入っていたMarteをリリースして、アリゾナ・ダイヤモンドバックスからショートのSegura、外野のHaniger、左腕のCurtisをゲットしました。このトレードで何がしたいのかを考えてみたいと思います。
Seguraは1番ショートでの起用が濃厚
昨年のマリナーズは皆さんご存知の青木宣親選手(Nori Aoki)をリードオフマンとして起用してシーズンをスタートしましたが、あんまりうまく機能しませんでした。クリーンアップを打つCano→Cruz→Seagerが機能しただけに1番の不調による打線の攻撃力低下を憂いたのではないかと思われます。1番打者は非常に重要で、コンディションが悪いとチーム全体に良い影響を与えません。
昨年のSegura選手の成績は素晴らしいです。153試合に出場して、HR20本、打率.319、盗塁31個、安打数203を記録しています。こいつは半端ない。キャリアハイ臭も捨てきれませんが、弱点だったショートと1番が同時に固定出来るのなら、ピリッとしなかったウオーカーを諦めても良いと考えるのもわからなくはないですね。
HanigerとCurtis
マリナーズの外野はセンターがMartin、レフトはSmithがメインでライトが今のところふわっとしています。Hanigerはライトを守る機会が多いようです。育成の意味を込めて7番ライトあたりで起用するかもしれません。アリゾナは外野の選手層が豊富なようです。オマリーの息子はそんなに守備がうまいわけでもめっちゃ打つわけでもないし、グディエレスもスタメンでは起用できませんし。
Curtis投手は今度どのように使われるかわかりませんが、中継ぎでの登板が豊富なのでセットアッパーとして将来的に起用するものと思われます。40人のロースターに入りましたし。
1Bも入れ替え
昨年1Bを守っていた李大浩やAdam Lindが契約切れになっています。再契約の意思は無さそうです。アスレチックスにいた右打ちのDanny Valenciaと、今年のワールドシリーズの結果的に胴上げ投手になったモンゴメリーと交換した左のDaniel Vogelbach。これらの選手を先発が右か左かによって切り替えていくものと思われます。
昨年末の40人のロースター枠から10名以上が既に切り替わったマリナーズ。来シーズンこそ悲願のポストシーズン進出に向け、Go Mariners!