巨人軍の野球賭博の制裁処置をどうすべきか問題について
トップの首が飛ぶというのは、ある意味どうでもよいことです。問題はNPBとして、日本プロ野球機構としてガバナンスの観点からどのような制裁を加えるのか。トップが腹切ったのでかんべんしてね☆ では通らないぐらい、重たい問題です。
いくつか考えられるオプションがあります。
1. 制裁金
一番愚策だと思う。誰も得をしないし、ファンの間でも語り継がれる要素がない。大変な自体になったことを克明にするべく、僕ならば下記の2つをセットで考えます。
2. ドラフト指名権放棄
当然ですけれども、本件でチームの最高責任者である高橋由伸監督に非はない。フロントや編成が責を負う話であり、フロントの大きな仕事であるドラフトを無効化するというやり方。
3. ホームゲームでの無観客試合
Jリーグで、浦和レッズのサポーターが人種・民族差別を想起させる横断幕を掲出したし、撤去にも応じなかったことをうけ試合を開催するクラブの運営責任が問われた問題で、浦和レッズに対してホームゲームの無観客試合を行うよう決定したもの。
対戦相手にはとばっちりと言えばそれまでだけど、Jリーグ全体の問題として捉えるという意味では、この制裁は色々と頷けるところがあります。