2016年の福井優也投手は、2ケタ勝利待ったなし。
今日の日ハムとの練習試合に登板した、福井投手。非常に内容のある投球内容でした。スライダー、ツーシーム、チェンジアップ、ストレートをバランス良く組み合わせて投げており、順調に調整ができているように感じました。
特に左打者に対して、インサイドのスライダーやストレートでカウントを整えたり、強打者に対して変化球を見せておいて高めのストレートでポップフライに討ち取ったりと、投げるボールに無駄がありませんでした。
この内容でシーズンを迎えてくれるのであれば、裏ローテの頭で11勝できます！ それぐらいナイスピッチングでした。どのボールでも打ち取ることが出来ていますので。
また、オスカル投手もかなり良い物を感じました。テンポが良く、投げっぷりが良い。力みはするけども失投がど真ん中に入ることがなく、全体的に制球の良さを感じました。先発は難しいと思いますが、貴重な左腕ですからオープン戦の結果が出たら開幕1軍でしょう。麻雀で例えると好形の一向聴ぐらいまで来ています。
重症だなと感じたのは、対戦相手の日ハムの中島選手。カットしか出来ていないので、.245 程度に落ち着く気がします。.290は打って欲しい所ですが、タイミングがとにかくあっていない。ボールを見極めようとしすぎて差し込まれてしまい、調子を崩しているのが気になります。谷口選手も重心が後ろに寄りすぎているためか、始動が遅くなっているように感じます。この2人は要注意かなぁ。
