無死1塁のバスターでサード方向に打ってはいけない
今日の阪神対日ハムの試合で、11回裏に回ってきた無死1塁のサヨナラのランナーが出た所。打者は俊介。
何の変哲もないストレートでバントを試みるも二回失敗してベンチもバスターに切り替える。というか、限りなくヒッティングに近いバスターだとバレバレの状態でバスターに切り替えた。
が・・・明らかにサード方向に打ってるんですよね・・・。しかも強めに転がそうとしていました。何をやってるんだと思ってみていたら最悪のゲッツーになりました。
無死1塁でバスターを決めるのであれば、基本は広く開いた一二塁間を狙わないといけない。追い込まれてからしょうがなくバスターの場合は、サードもあまり前に出てこないので、叩きつけてもサードの頭を越さない可能性が高い。強めにサード方向に転がしたら抜けたらヒットだけど取られたらゲッツーです。そんな割の合わないギャンブルをする必要はない。サードが前に出てくると三遊間があくので、三遊間にゴロを打つのなら話はわかるけど。
バスターの指示を受けてサードに打つんだったら追い込まれる前で、上から叩きつけるのが鉄則だ。恐らく2塁までランナーを進めることが出来る。その前にバント決めていたらこんなことにはならなかったわけだし。
その辺の細かいプレイの甘さが非常に気になった今晩の阪神戦でした。