キューバの至宝・グリエル選手の打撃フォームがエグい件
ま、まずはこちらを。
誰かがグリエル選手を「ゴリラになった内川聖一選手」と評したことがあったのですが、本当にその通りだと思います。身体能力の高さをものすごい感じます。
まず、背番号を投手側に向けて立っています。それだけ体を捻っているということです。また、バットの向いている方向も見て下さい。投手側に突き刺すように構えています。バットを寝かすのに比べて相当リストに負担がかかっているはずです。この反発を利用してインパクトを伝えている用に見えます。メジャーリーグでは体の強い人がバットを突き出すように構えますが、日本人では誰もいません。それだけ、筋力が必要な打ち方です。
また実にいいのが頭がブレないこと。率が残らない打者はスイングした後に頭がブレて姿勢が崩れる様に見えることが多いんですけど、グリエル選手にはあまり見られません。体幹がまっすぐになったままスイングできないとボールをキッチリ捉えることが出来ないということなのかな、と理解しています。どう転んでも.270 15本 30打点ぐらいは稼ぐと思います。
まだ1打席しか見ていないので、気になるのは選球眼の良し悪し。ベースから離れて立つタイプはあんまり選球眼のいいイメージがない。それは出塁率という形で見えてくるでしょう。
いや〜 これだけの選手が取れるなら取ってから外国人枠をどうするか考えればいいよな〜