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いつ野球見るの?今でしょ?!

主にセリーグを中心とした、プロ野球観戦日誌です。メジャーもあるよ。

楽天初優勝を手繰り寄せた、田中将大投手の魂の8球

結論から言うと、こういうことです。

これがどうすごいかを振り返ります。

局面は9回裏、1アウト2,3塁です。ボールが前に転がりさえすれば、ランナーは俊足の田代ですからゴロゴ−で同点必至。内野は前進守備ではありませんでした。2塁ランナーもヘルマンなので、センターから右にヒット性の当たりが抜ければサヨナラ負けという、大変なピンチです。迎えるバッターは西武の象徴とも言える、栗山と浅村の2人。

また、田中将大投手はSFFを得意としており、140km台のフォークを投げます。それに加えて、プロ入り当初からの代名詞であるスライダー(縦気味)を持っています。今夜はSFFを中心に組み立てていましたが、先頭の鬼崎にヒットを打たれ、ヘルマンにもワンバンと高めに浮いてしまい、出塁を許してしまいました。

それでも絶対的に三振が欲しい局面ですから、三振の取れるSFFやスライダーを使いたいところですが、サードにランナーがいます。ワイルドピッチやパスボールがあったら、たちまち同点となり、1死3塁の局面に変わります。1点とれば勝ちですから、スクイズすらあり得る局面です。また、インサイドを攻めたくても万が一甘く入って打たれたら、もう負け決定です。

・・・そう考えると、外の真っ直ぐを中心に組み立てるしか無い局面です。

それは、栗山と浅村の2人もわかっていたと思います。この2人に投じた8球は全て真っ直ぐ(フォーシーム)でした。もちろん、全部外。球速、キレ、制球の全てが素晴らしかったです。西武推しの僕でも痺れました。1球ぐらい真っ直ぐがシュート回転しそうなものですが、そんなことが全くなかった。若き大投手の胆力に驚嘆しました。

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しかし、僕は西武の栗山巧の打席には不満が残りました。外の真っ直ぐで攻めてくる可能性が高い局面で、1ストライクからの2球目の同じ外の真っ直ぐ。なぜ、あれを振らなかったのか。栗山の技術ならゴロをセンター方向に転がせたのではないかと思うと、不満が残ります。マー君に圧されてしまったのか。少なからず昨日のハウザーの頭部死球の影響があったのか。チャンスは自分で掴み取らなければならないという姿勢が、栗山巧選手と田中将大選手に差があった、そう感じました。

その点、浅村はすごい。1球目のストレートを思い切ってスイング!でも、10cmぐらいズレてましたけどねw 5球目はボール1個分だけ下を振っていた。さすがの修正能力ですが、低めに伸びる真っ直ぐなげられたらしょうがないです。

スゴい勝負を、魅せてもらいました。東北楽天ゴールデンイーグルス、リーグ初制覇おめでとうございました!!

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