いつ野球見るの?今でしょ?!

主にセリーグを中心とした、プロ野球観戦日誌です。メジャーもあるよ。

2013年セリーグ後半戦展望

今の順位表をおさらいしましょう。

順位 チーム ゲーム差
1位 巨人 49 31 3 -
2位 阪神 46 33 2 2.5
3位 中日 37 46 1 11
4位 DeNA 36 48 0 1.5
5位 広島 35 48 1 0.5
6位 ヤクルト 32 49 1 2

残念なことに、ド・ベ・カ・スの3位争いが主な焦点になっています。ゴールデンウィーク明けからこんな構図になってしまい、パ・リーグが羨ましい限りです。

では、どこが3位になるのかという展望をしながらシーズン後半を予測してみたいと思います。

ドラゴンズは今シーズンは吉見を欠き、ルナも故障気味。先発に至っては山井、大野、田島、岡田、中田、山本昌、西川あたりが揃っているようですが、この中で二桁勝てる投手は出てこないでしょう。浅尾の復活は好材料で浅尾→岩瀬に繋げば勝てるという見方もできますのでナゴドでは無双する可能性もありますが、投手陣の柱がいない中でどこまでチームが1つとなった接戦をものにする野球ができるのか。ルナがどれだけ今後働いてくれるのかがチームの浮沈の全てだと思います。

ベイスターズは、誰もが知っているように12球団一の破壊力を誇る打線を擁しながら、12球団ーの投壊力を誇る投手陣というプラスマイナスが非常に激しい打のチーム。番長、藤井、三嶋の3枚の他にもう1人孝行息子が出てくれば面白いんだけどなぁ。また、8回を任せられる投手がいないのも大きな痛手です。横浜の投手陣の弱さは20年ぐらいずっと解決されないままなので、天王山の3連戦とかでフルボッコされて燃えてしまうのではないかと非常に心配です。先制されて当たり前の逆転上等野球はエンターテイメントとしては面白いですが、チーム作りとしては・・・。

カープは他の3球団に比べて先発陣が最も手厚い。マエケン、バリントン、大竹、野村祐輔の4枚は計算ができる先発陣でありながらチームの勝ち星が増えないのは先発がQS級の投球で試合を作るんだけど打てなくてジリ貧展開で負ける事が多いこと、後ろが不安定なことです。今村もミコライオも同じタイプのパワーピッチャーで、細かいコントロールがないのでまっすぐがダメな日はあっさり打たれるシーンが目立ちます。その点のコンディション作りが一番の課題だと思う。抑える時はあっさりだけど打たれる時もあっさりってのは怖くてしょうがない。

新外国人のキラ・カアイフエは僕の見立てではアタリ外人です。落ちるボールの見極めさえ間違えなければある程度安定した成績を残すと見ていますので、キラのバットがどれだけ火を噴くか、今村が昨シーズンの輝きを取り戻せるかでしょう。この2人が機能すれば充分にAクラスの戦力ですが、問題は監督の采配がコロコロ変わっちゃうことなんだよねー。

スワローズは投壊投壊アンド投壊の上に、雄平等も怪我で欠いてしまいもう滅茶苦茶。館山が抜けて、石川も2勝7敗、村中・赤川・ロマンが揃って背信。昨年までの先発ローテーション陣で誰も働いていないという異常事態で唯一の希望がライアン小川ですね・・・。後ろの石山哲はある程度安定してくれるだろうけれど、ライアン小川以外誰も計算出来ないとなるとベイスターズ以下の先発陣でかつ中継ぎもボロボロ。荒木大輔は今季限りで退任でしょう。伊藤智仁コーチの手腕も怪しい。引責辞任というのは嫌いですけれど、立て直す事も出来ないのなら百害あって一利なしですからね・・・。吉井理人にでも再建を頼みますかねぇ。

3位に入る可能性としては、カープ>ドラゴンズ>ベイスターズ>スワローズの順だと見ています。先発陣が最も手厚いのは何よりも大きいアドバンテージですから。カープは守備陣も結構クソなので、その辺も気にはなりますが。

24日以降のペナントレース、少しでもアツくなるよう期待しています!