ヤクルトの村中はなぜムラっ中なのか
村中という投手は、良い時も悪い時も手が付けられない投手だなぁ・・・。
昨年はナゴド無双の村中と恐れられ、ナゴドで投げた試合の平均防御率が0点台という驚異的な相性の良さを買われて今日の先発をまかされたのに、ことごとくしょうがなく投げた真っすぐを運ばれて初回に4失点。と、思えばイケイケの投球で8回無失点の好投をする事もある、なんともまぁ首脳陣からしたら悩ましい投手。
どうしてこんなことになるのかと思って考えてみたが、悪いなりにまとめる為のカウントを稼げるボールが無いのが原因なのではないか。良い時は勝手にファイルになったり見逃してくれるけど、高めにどうも浮いたりストライクとボールがハッキリするような場合に、どうリカバーするか。悪いなら悪いなりにファウルを打たせたり、ストレートだけは低めに集めたりできれば相手も打ち損じてくれるのだろうが、変化球は明らかなボールになりストレートも制球が定まらないのではどうしようもない。
先日の広島戦はカープが打ち損じてくれたから2失点ですんだが、先発としてはカウントを稼げるボールが無いのはとても困る。今年取得したらしいチェンジアップでカウントを稼げるようになればなぁ・・・。球種がそんなに多くないからストレートで勝負していくロマン溢れる左の本格派なんだけど、変化球もこれという決め球が無いのかなー。
まぁご本人も自分でカウントを悪くして打たれやすい状況を作り上げてしまってることは重々承知の事でしょうから、この2回5失点KOを危機感に変えて、次回登板の奮起に期待しましょう。