いつ野球見るの?今でしょ?!

主にセリーグを中心とした、プロ野球観戦日誌です。メジャーもあるよ。

広島10安打無得点、ヤクルト10安打5得点

本日の広島対ヤクルト2回戦の結果を象徴する数字だね・・・。チャンスは作るがタイムリーが出ない。

堂林の所で代打・前田で勝負に出た。なかなか思い切ったことをする。勝ちがついてないから普段はやらないことをやるってことのなのかな。ヤクルトは山本にスイッチしたばかりなので、交代することは出来ない。投手は登板したら最低1人には投げなければならないので。DOWに打たせてゲッツーだと代打の切り札を出せないままに終わってしまうことを最も恐れて、あの場面では代打になったのだろう。結果としてはヤクルトの山本がアウトコースに少しシュート回転しながら気持ち沈んでいく球を投げて打ち取った。

個人的には、この采配は愚作だと思う。相手の圧力に負けて先制リーチを打ったら追っかけてやられるような感覚があった。圧力、要はここで得点出来なかったら負けという重圧に負けてリーチを打たされたような、そんな采配ではないだろうか。堂林を捨ててまで勝負に行って裏目に出たら、松山にかかるプレッシャーも相当だ。前田の後で打てといっても、なかなかメンタル面で難しい。打てるボールも打てなくなりそう。やはり前田を使うのなら、もちろん凡退してほしくないのだけれど、最後に残されたカードが前田ならダメでも仕方が無いという使い方をしてもらいたいものだ。

カープの打撃陣はチャンスになると急に大振りになるのは多分気のせいじゃない。それも変化球を不必要に大きなスイングで捉えようとしている気がしている。ヒットで良い局面、犠牲フライや逆方向に当てれば良いという局面で、大振りは必要ないでしょう。変化球はひきつけて打たないとなかなか捉えれないはずのだが・・・。開幕4戦を終えて、得点圏チーム打率が1割ちょっとしかないカープ打撃陣不振の原因は、チャンスでの悪いフリースインガーっぷりに尽きる。ヨシノブや坂本じゃないんだから。あんたらは。

それにも増して気になるのが、広島の控えのキャッチャーの白浜のレベルの低さ。キャッチングもあんまりうまくないし、リードも打たれたくないんで臭いとこ投げさせてあとヨロシク的な腐臭がする。それ、カウント悪くしたら立て直せないじゃないですかー! こんなことされちゃぁ、マリナーズの大正義"King"フェルナンデスでも打たれる可能性がある。福井はそろそろ自立して、自分で投球を組み立てることを意識しながら投げないといけない。構えたミット目がけて投げるだけなら、バカでもできるんだから。

このブログはヤクルト推しの僕がヤクルトの野球を考えるブログのはずなのだが、勝った時はあんまり書くことが無いんですね! 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなしと我らが野村克也師がそうおっしゃるので、不思議の負けがないのなら負けの原因を考察することでより野球の奥深さを、氷山の一角しか分からないなりに考えたいと思う次第であります。